
愛媛アートセラピースクール
絵を描くことで自分自身の無意識にアクセスして本当の気持ちを探ることができます。 愛媛アートセラピースクールでは、あたなの素晴らしい個性や可能性を開花させていくことを目的としています。
アートセラピーには、心が軽く毎日が生き生きと過ごしていけるヒントがたくさん隠されています。今まで知らなかった自分が見えてきたり、悩みの原因がわかったり 、自分自身の陥りやすいパターン、考え方のクセが見えてきたりと、新たな自分発見になります。
色を塗ったり、線で絵を描いたりすることには癒し効果があり、溜まったストレスを吐き出す効果があります。何気なく選んだ色や描いたモチーフには驚くほどに意味があり、大切なメッセージを伝えてくれています。
自分の描いた絵を通して深く自己探求をし、自らを解放していきます。自分のクセに気づいていくことで、少しづつ自分自身を変えていくことができるようになります。
アートセラピーをご存知ですか?
アートセラピーは芸術療法の中の「絵画療法」という位置づけになります。愛媛アートセラピースクールでは、「絵を用いてクライエント(被験者)自らの深層心理を知り、心を癒す」という解釈で「アートセラピー」と呼んでいます。
深層心理とは、心の表面上では気付かない、つまり無意識に存在する心理状態のことです。深層心理は自分でも自覚するのが難しく、心の奥底に存在しています。絵は言葉以上に描く人の心のメッセージ、いま自分が感じていることを素直に表現できる媒体です。
絵に込められた心のメッセージやサインを読みとり、カウンセリングを行う専門家がアートセラピストです。心理テストの補助道具、描くだけで心を癒す心理療法、絵を使って自分に気づくカウンセリング技法として愛媛心理相談室でも活用しています。
このアートセラピーとは、絵や図形、陶芸などを用いた非言語的コミュニケーションを通じて、悩みを抱える人にアプローチする心理療法の一種です。はっきりとした言葉では表現できない、複雑で曖昧な感情でも、そのイメージをアート(絵)にぶつけることで表現することができます。
思いのままに自分の気持ちを表現することで、心の開放・整理・癒しにつなげることが目的です。また、自己表現の中で自分の内面と対話をし、自分の本当の感情に気づくことができます。
アートセラピーはイギリスとアメリカを中心に発展を遂げてきた心理療法です。言葉に頼らない非言語コミュニケーションを通じて、悩みや問題を抱える人にアプローチする手法です。
イギリスやアメリカには国家資格に相当するアートセラピストの資格があり、専門家が絵などの創作活動を通じて行う精神療法をアートセラピーと呼称することが定められています。
一方日本では、アートセラピーに関する国家資格は無く、もっと広義に「アートセラピー」という言葉が使われています。日本語では「芸術療法」とも訳され、絵のみならず、音楽や演劇、ダンス、写真、俳句など、芸術を用いたセラピー全般がアートセラピーと呼ばれます。
人の感性や知性に働きかけ、心を癒やし、育て、支えるアートセラピー。セラピーというと治療のイメージがありますが、近年は障がいや病気の有無に関わらず、子どもの創造性の開発や高齢者の心理療法など幅広い分野でニーズが高まっています。
絵は、個人の内に秘めた気持ちを外に発信するためのコミュニケーション方法の一つでありながら、その過程に、癒しや精神的向上の効果も含まれる、この考え方がアートセラピーの基盤にあります。

アートセラピーの効果
クレヨンと画用紙、この2つを使って思いのまま表現することで、心が整理されたり解放されたり、自分自身の新しい気づきがあるかもしれません。次第に心の緊張がほぐれていき、心が柔軟になっていきます。それは自分への信頼を取り戻す一番の近道かもしれません。
絵を描くことで、自分が本当に求めているものを心の奥に問いかけてみましょう。 右脳を刺激することで色々な感覚を活性化することも期待できます。
● 感情の解放(カタルシス)
● 葛藤や思考の整理
● 自己肯定感情を高める
● 好奇心 意欲の回復 リカバリー
プロセスそのものが心のケアにも繋がります。
絵の中にはもう一人の私がいる
基礎講座では、修了すまでに最低でも50人の絵を見ていきます。そこには自分が描く絵、家族や知人が描く絵、愛媛心理相談室に来られるクライエントの絵と、より多くの絵を見ることが学びにつながります。
基礎講座を学ぶ中で絶対に学んでほしい内容を6回に分けて、様々な事例を取り上げて解説していきます。しっかり自己洞察できる自分の基礎と個人カウンセリングが出来る土台を作っていきます。その基礎を用いて、あなたなりの絵画分析セラピーを、どこかで待っている「あの人」に届けていくことができるようになっていきます。
知識を詰め込む勉強ではなく、体験重視の学習です
アートセラピーを学びたいと考える方の多くが、「アートセラピーを仕事にしたい」また「今の仕事に役立ってたい」と考えているはずです。しかしアートセラピーだけのスキルだけでは人の心のサポートはできません。
実際のアートセラピーを自ら体験し、自己理解と自己受容を深め、カウンセリングの基本となる「傾聴」の技術などを習得することが必要です。単に全過程を終了し、認定資格(民間)を得ることだけで満足するのではなく、自らを受容し、これからの人生をよりよく幸せに生きることに目的があります。
アートセラピストになるために
アートセラピストの講座では、さまざまな勉強を行います。下記に講座で勉強する内容をいくつか挙げてみました。
● 心理学(深層心理学)
● 色・形・シンボルの解釈
● 絵に現れる性格傾向
● 障害がある人の絵
● 絵から深層心理を読む
● 症状に応じた描画法
● ヘルプサインを受け取る
基本的には心理学や心の問題を学び、心が絵にどのように現れてくるのかを深く知る、というような内容となっています。愛媛アートセラピー養成講座では、実習を行うカリキュラムを多く取り入れています。